アーロンのプロデビューは2004年(一説にはLate2003-Late2004)『RENT』ナショナルツアー。

イサカ大学2年生の秋に、当時RENTナショナルツアーの音楽監督をしていた卒業生がミュージカルシアタークラスの一日講師として訪れ、学生にRENTの模擬オーディションを体験させてくれました。アーロンはこの時に見出されて、在学中にツアーに参加することになりました。

アーロンの担当はアンサンブルのスティーブ。その他にsqueegee man (交差点で停車した車のガラスをスクイージーで拭いてチップを求める人)、ウェイターなどを兼任しています。ロジャー、マークのアンダースタディでもありました。21歳。若い。袖かわいい。

2003 – 2004にマーク役をしていたBrian Gilgorさんと↓

ツアーがシカゴにきた時のFOXニュースの映像。’03と書いてあるので2003年の冬でしょうか。アーロンは右から3人目。その左はロジャー役のConstantine Maroulisさん。

2004年9月〜10月、サンディエゴのシビックセンターでの公演のプレイビル。

21歳の歌声

スティーブはエイズ・ライフ・サポートグループのメンバーのひとり。つまりエイズのキャリアで死と向き合おうとしている役でしょうか。
WILL I?という曲の中に少しだけ、21歳のアーロンスティーブのソロがあります。00:20から。

http://natchios.tumblr.com/post/43905218363/will-i-from-the-2004-national-tour-of-rent-aaron

Will I lose my dignity?
Will someone care?
Will I wake tomorrow
From this nightmare?

尊厳をなくして死んでゆくのだろうか?
誰かが気にかけてくれるだろうか?
明日、目覚めることができるのだろうか?
この悪夢から

と透明に歌い上げる声が切ない。

2004年RENTナショナルツアー動画

2004年ノースカロライナ州シャーロットでの公演。マークはBrian Gligor、ロジャーはJeff Scot Carey、ベニーはDaryl Brown、ミミはJaime Lee Kirshner。

コメントによるとアーロンスティーブは白い帽子をかぶって右手にいます。すっごい見切れてるけど…

2004年RENTナショナルツアー Last Performance と書かれているので、おそらく12月。
ロジャーはJeff Scot Carey。
コメントによると3:22に右手から登場する白い帽子をかぶっているのがアーロンスティーブ。

動画のラスト。これがアーロンかな?

その後の親交

この2004年ツアーのプロダクションはとても仲が良かったそうです。

2003-2004にロジャーを務めたConstantine Maroulisさんとは、その後BWでもお互いのショーのオープニングに顔を出すなど親交を深めています。
アーロンがソフトボールのブロードウェイショーリーグ(The Broadway Show League)によく出ていた頃、自分のCatch Me If You Canチームだけでなく、Rock of Agesチームのユニフォーム(80番)も持っているのはなぜなのかがずっと謎でしたが、もしかするとRock of Agesで主役のドリューを務めたMaroulisさんに助っ人を頼まれたのでは?(笑)

上記ビデオのMarkだったBrian Gilgorさんも、Moulin Rouge!を観にきてくれていました。

https://ovrtur.com/production/role-profile/1102833