もうこの人が主役でいいんじゃないでしょうか。📷. Michael Courtney/MGM+

アーロンがSFドラマ『Earth Abides』にチャーリー役で出演します。MGMスタジオ制作の全6エピソードのシリーズ。2024年12月1日午後9時にMGM+でエビソード1が世界同時公開されます。(日本でも公開しますよね?🙏)アーロンの出演はエピソード4と5です。Rotten Tomatosによると、エピソード4と5の放送日は12月22日(日)だそうです。

  • 原作
    George R. Stewart
  • エグゼクティブ・プロデューサー
    Todd Komarnicki, Kearie Peak, Michael Phillips, Juliana Maio
  • ディレクター
    Bronwen Hughes (101, 102), Rachel Leiterman (103,104), Stephen Campanelli (105, 106)
  • 脚本・制作総指揮
    Todd Komarnicki
  • キャスト
    Alexander Ludwig as “Ish”
    Jessica Frances Dukes as “Emma”
    Aaron Tveit as “Charlie” 
    Rodrigo Fernandez-Stoll as “Jorge” 
    Elyse Levesque as “Maurine” 
    Hilary McCormack as “Jean” 
    Luisa d’Oliveira as “Molly” 
    Birkett Turton as “Ezra” 
    Jenna Berman as “Evie”

https://press.amazonmgmstudios.com/us/en/mgm-plus-series/earth-abides/1

2024年11月6日 IMDB更新

公開が近づくにつれ、詳細が明らかになってきました。残念ながら!アーロンのチャーリーはエピソード4と5の2話のみの出演だそうです。まあね!チャーリーのエピソードを6話全編にわたって引っ張るのは無理よね。知ってた!(涙)

公開日程も当初はエピソード1,2を12月1日に、その後は翌週に公開と言われていましたが、情報が錯綜しています。
具体的な日付を公開しているRotten Tomatosによると、日程は下記の通り。

エピソード1 Alone 12月1日(日)
エピソード2 The Space Between 12月8日(日)
エピソード3 World Without End 12月15日(日)
エピソード4 Predators   12月22日(日) チャーリー回
エピソード5 The Return  12月22日 (日) チャーリー回
エピソード6 Forever is Tomorrow is Today 12月29日(日)

エピソード4, Predators

A drought hits San Lupo; a nomadic group arrives that knows how to find water and want to trade; Ish has his doubts, but chooses to accept help.

サン・ルポに干ばつが襲来。水の見つけ方を知っており、貿易を望む遊牧民の集団が到着。イシュは疑問を抱きながらも、援助を受け入れることにした。

https://www.rottentomatoes.com/tv/earth_abides/s01/e04

エピソード5 The Return

Ish catches Charlie assaulting Evie so San Lupo must decide how to punish evil; the virus returns and Joey falls ill; Ish feels humanity’s future hanging in the balance.

イシュはチャーリーがエヴィーを襲っているのを目撃し、サン・ルポは悪を罰する方法を決めなければならない。ウイルスが再び発生し、ジョーイは病気になる。イシュは人類の未来が危ういと感じている。

https://www.rottentomatoes.com/tv/earth_abides/s01/e05


2024年10月28日 スチール写真も公開

Ep04, Michael Courtney/MGM+
Ep05, Michael Courtney/MGM+

公式写真はここに掲載されていくようです。Amazon MGM Studios

2024年10月28日 オフィシャルトレーラー公開

Earth Abides (MGM+ 2024 Series) Official Trailer (地域制限あり) https://youtu.be/glHe-86W-4c?si=LsDDfT-ZO7yZP61D

こちらのRotten Tomatosのサイトから公式トレーラーが見られるかも。

いよいよオフィシャルトレーラー第一弾が公開されました。現時点では日本からは地域制限で見られないのでスクリーンショットをあげておきます。

やってきました、新たな生存者グループ。
グループのリーダー、チャーリー。
「人間には2種類ある。弱者と…強者だ」
このシーンはもしかするとチャーリー危機一髪

ニュース記事では、アレクサンダー・ルートヴィヒ、ジェシカ・フランシス・デュークス、アーロン・トヴェイト主演、と書いてあります。主役の一人!原作のチャーリーからはかなりの出世。うれしい! ←残念ながらその後の詳報で第4,5話のみの出演だそうです。

2024年6月25日 配役発表!

Deadlineの記事によると、「トヴェイトは、新しい旅人グループのハンサムなリーダー、チャーリーを演じる。天性の魅力を持つ彼は、イシュにしか見えない恐ろしい本性を隠している。」アーロンの好きそうな、外面と内面にギャップのある役で楽しみですね。
最初にアーロンがチャーリーを演じると読んだ時には「チャーリーですか?!?!」と目を疑いました(イシュのひ孫のジャックだと予想してた)。原作のチャーリーは調子が良いけれども不潔で品性下劣で無礼な、腹の中では何を考えているかわからない危険な流れ者として描かれているので。ドラマのチャーリーは本質は同じでも人物像が大きく改変されて、魅力的な悪役という感じでしょうか。面白そうです。

IMDBのキャスト欄にもようやくアーロンの名前が掲載されました。えっ、6話全部に出るんですか?これは嬉しい驚き。クレジットも2番目だし、もしかして準主役級😆?

撮影風景

撮影はカナダのブリティッシュコロンビア州で行われました。

2024年6月6日、共演者のRodrigo Fernandez-StollさんがIGストーリーにアーロンの姿を上げてくれました。このため、彼が参加しているEarth Abidesにアーロンも参加しているのでは!とファンダムが騒然となりました。

📷IGstory rodrigofstoll

その翌日、アーロンが夜間の撮影風景をインスタグラムのストーリーにアップ。

『Earth Abides』とは

クラシックSFのファンなのでめっちゃ語ります。
Earth Abidesの原作は、1949年に出版されたジョージ R. スチュワートによる同名のSF長編小説。1951年に第1回国際幻想文学賞受賞、1987年と 1998年に ローカス賞受賞、2012年にLocus Magazine のオールタイム・ベスト・SF のリストにランクイン。さらに、プロメテウス賞の殿堂入り候補にもなった古典SFの名作です。邦訳は『大地は永遠に』というタイトルで1968年に早川書房より出版されました。

謎の伝染病によって人類が死滅し「人間の社会」が無くなった後、都市や自然環境や家族や宗教をはじめ人類が築いてきた文明はどう変わるのか。奇跡的に生き残ったイシャーウッド「イシュ」ウイリアムズの目を通して、その変化とどう向き合い生きていくのかが淡々と丁寧に描かれます。ほんの些細なことすら「人がいればこそ」の作りになっていることに気付かされ、興味深いです。滅亡直後は電気も水道も銃も車もあるけれど、メンテナンスする人が存在しない文明はゆっくりと失われて行きます。生き残った少数の人々が各地で寄り集まり、小さな社会が生まれ、衝突し、時を経て、滅亡前を知る古い世代は去り、新しい世代が文明の黎明期を迎える。哲学的な深みのある超長編SF小説ですが、このドラマはそれを現代的に新しく解釈したものだそうです。

1968年発刊の邦訳『大地は永遠に』。この時代は活版印刷で、1文字ずつ活字を拾って本を作っていたことがわかる誤植を見つけました。右の写真の下方、「与」の字が横向きになっています。今あたりまえにある文明が失われて行く物語を、すでに途絶えた技術で作られた本で読むのってなんだか感慨深いです。