ジャケットには全くアーロンの名前が出てこないけれど、本編は端役のはずのアーロンが結構長時間出ていておいしい映画。

トラブルナイト in L.A. [DVD]
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L.Aのナイトクラブで巻き起こる痛快クライムエンターテイメント! !
歯科医としてまじめな人生を送ってきたニック(ザッカリー・クイント)だったが、妻の暗殺を企んでいた。ある日、妻の殺害を依頼した暗殺者とバーで会うこととなったが、そこに現れたのは思い描いていた暗殺者とは全く異なる美人女性! 本当に暗殺者かと疑うニックだったが…。

映画自体は、最初の10分はすごくおもしろいのに、だんだん話の筋がぐだぐだに…。要するに、ある晩、LAの10箇所のバーでいろいろな人生が交錯しましたよ、というオムニバスな内容。そう考えると「事件なんて起こりそうで起こらないものだ」ということで、それはそれでいいのかも。

主役はフランシーン役のCarla Gugino。彼女のかっこいい美しさを崇める映画かもしれません(笑)。

アーロンは無謀にも彼女をナンパする謎の若者ヘンリー。ヘンリーの父親DodgeにRobert Forster、妹TeresaにEmmanuelle Chriqui。
アーロンはいい演技をしています。チャラいナンパ師だけど、内心はナイーブ。父親の衰えに気づいて哀しい顔をするところとか。

バーテンダーのカミラに、去り際に優しいキス。
「なぜ?」
「もしも俺がアルツハイマーになって、本当にしたかったことを忘れてしまった時のために」
彼女がその前に、父親がアルツハイマーになり彼女を忘れてしまったと語って「私たちは記憶でできてる。覚えていられなければ人生には何の意味もないのよ」とむなしそうにつぶやいたからかな。

Amber Valletta – Girl Walks Into a Bar https://youtu.be/NTpMr-_JXN4 

ヘンリーの本業は駆け出しの写真家で、妹によると実際いい写真を撮るらしい。
こんなかわいい兄妹に「一緒に来てよ」なんていわれたらそりゃ一晩中付き合いますよね。

エンディングのかわいい謎ダンス。