📷Yuko_AT_JPN
2024年2月9日から5月5日まで、アーロンがSweeney Toddのリプレイスとして、サットン・フォスターとともに12週間限定で公演。愛する妻子を奪った判事への復讐をこじらせた連続殺人鬼の理髪師と、哀れな犠牲者の肉でミートパイを作って荒稼ぎするパイ屋の女将という荒唐無稽な物語を二人がどう料理するのか楽しみで、最初の一週間に立ち会ってきましたよ。
ステージドアのためのTips
レポートの続きを書く前に、これからSweeney Todd観劇に行かれるファンの方のために、ステージドアの様子を書いておきます。
ムーラン・ルージュの劇場に比べると、Lunt-Fontanne 劇場のステージドアができる場所はとても狭いです。オープニングの夜はそれはもうすごい人垣でした。2列目くらいまでに並んでいないと、とても直接サインなんてもらえません。親切な前列の人が後ろの人のPlaybillを受け取ってサインもらって戻してくれたりもしますが、できれば直接もらいたい。6回観劇する中で、できるだけ前方の位置を確保できる方法を考えてみました。
終演後しばらくすると、劇場の左脇後方の二つのドアが開いて外に出られるようになります。後方の劇場入口よりも、そちらのドアから出た方がSDに近いです。
外に出て右側に向かいます。下図の黄色部分が、SD待ちできる場所です。同じような場所でも、車道はダメ。歩道に乗っていてください。❌は立っているとセキュリティに確実に追い払われます。彼らは観客と俳優の安全管理にめっちゃ忠実です。
劇場正面から見るとこんな感じ。
上図左手の「乗車口」、柵が途切れているだけですが、ここが罠です。これは、ドアから出てきたサットン・フォスターやジョー・ロックがみんなに「ありがとう」って笑顔で手を振って、そのまま迎えにきた車に乗り込むところです。最後尾と勘違いしてこの付近に立っていると、セキュリティに「そこはダメ。向こうへ行け」と追い払われます。場所とりは図の右の方から左に向かって埋まっていくので、乗車口の左側の柵(「おすすめ」の場所)は、比較的前列がとりやすいのと、ここだとアーロンもわりと落ち着いてサインに応じてくれます。
SDではスゥーニートッドの関連品ならサインOK。混んでいない日はセルフィーもOK。セキュリティがあらかじめ今日はサインのみ、とか教えてくれます。アーロンがSDに出てこなかったのは、2月11日(日)(オープニング週の最終公演ですごく疲れていたと思う)と、2月14日(水)マチネ・ソワレとも(凍えるほど寒い日だった)。2分の1の確率でした。他のファンの投稿を見ていると、大雨などの悪天候の時には出てこないことが多いようです。会えないのは残念だけど、ステージドアは俳優にとっては義務ではないので、健康第一で過ごしてくれればいいなと思います。
ちなみに週末のSDは混みますが、ウィークデイの2月15日(木)のソワレはその半分くらいでした。
あと、今回アーロンが使っている🖐️のついたマジック。フォルムは可愛いですけど、すごく乾きが遅くて掠れやすいです!サインをもらったら重ねないようにして、よく乾かしてからしまってください。
みなさんも良いステージドア体験を!
予習
私は一度日本語で読まないと、セリフや歌詞の微妙なニュアンスがわからないのですが、スウィーニートッドは翻訳が出ていない(涙)。
洋書の戯曲を買って、いざ翻訳しようとしたらすばらしいサイトを見つけました。
これに加えて、以下の映画やCDで予習。
1983 米国ツアー版DVD 英語版をメルカリで入手。オリジナルラベット夫人のアンジェラ・ランズベリーが出ている
2007 映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」ジョニー・デップ主演
2005 2nd ブロードウェイリバイバルCD パティ・ルポン様がラベット夫人
2023 3rd ブロードウェイリバイバルCD 今回のプロダクション オリジナルはジョシュ・グローバンとアナリー・アシュフォード
2月9日(金)
この日、ニューヨークはよく晴れて気温は11度。まるでアーロンのリプレイスオープニングを祝うような穏やかな冬の日です。
朝9時に、翌日土曜日のマチネのロッタリーに申し込みました。3時の締切まではドキドキ。これがダメならTKTSかラッシュチケットか。
午後にはアーロンがこの投稿。LFGとは”Let’s F***ing Go!”の略らしい。行くぞ Sweeney Todd Broadway!って感じでしょうか